おまとめローン

おまとめローンの失敗例

複数の借金をひとつにまとめるおまとめローン。より低い金利のおまとめローンを利用することで、以後の利息返済負担を大幅に減らすことが可能です。しかし上手におまとめしないと、思いもかけない失敗を招くこともあります。

 

一番多い失敗が「毎月の返済額を減らしすぎる」ことです。

 

おまとめ前と後で毎月の返済額を減らすことで、たしかに毎月の返済は楽になるでしょう。
しかしその分完済までの期間が長期化し、最終的な利息の返済額が逆に増えてしまうこともあります。

 

次に挙げる例のような失敗を招くことのないように、しっかりとシュミレーションを行って上手におまとめするようにしましょう。

 

おまとめローンで利息負担が減るケース(数字は概算)

次の3社のカードローンを利用しているとします。

 

  • A社 借入残高300,000円 金利18.0% 毎月返済額20,000円 借入期間18ヶ月 返済総額341,716円
  • B社 借入残高500,000円 金利17.0% 毎月返済額30,000円 借入期間20ヶ月 返済総額573,177円 
  • C社 借入残高200,000円 金利14.8% 毎月返済額10,000円 借入期間24ヶ月 返済総額230,550円 

 

  • 合計 借入残高1,000,000円 毎月返済額60,000円 返済総額1,145,443円

 

この3社をおまとめローンを利用してひとつにまとめます。
毎月の返済額を60,000円で固定すると、以下のケースのおまとめであれば、返済総額を減らすことが可能になります。

 

・ケース① 金利8.8% 借入期間18ヶ月→返済総額1,069,473円
・ケース② 金利9.8% 借入期間18ヶ月→返済総額1,078,126円
・ケース③ 金利4.8% 借入期間18ヶ月→返済総額1,036,450円
・ケース④ 金利13.5% 借入期間19ヶ月→返済総額1,111,917円

 

一番金利が高いケース④でも、返済総額を若干減らすことが可能になります。
返済日や返済金額がひとつに統一されらことで、精神的にも楽になるのではないでしょうか。

 

おまとめローンで利息負担が増えるケース(数字は概算)

ところが同じ金利でも、毎月の返済額を20,000円に減らすと、逆に返済総額が増える可能性もあります。

 

・ケース① 金利8.8% 借入期間63ヶ月→返済総額1,273,531円
・ケース② 金利9.8% 借入期間65ヶ月→返済総額1,284,851円
・ケース③ 金利4.8% 借入期間56ヶ月→返済総額1,116,057円
・ケース④ 金利13.5% 借入期間19ヶ月→返済総額1,466,643円

 

ケース③以外では、いずれも返済総額が増えてしまいます。
毎月の返済金額自体が少なくなりましたので、毎月の返済は楽かもしれません。
しかし最終的に支払う利息は増えてしまいますので、できるだけこのようなおまとめは避けるようにしましょう。